猛スピードで柱に衝突 事故後は不可解な行動も 酒気帯び運転容疑で山形市の男逮捕

山形市の国道13号で19日午後、車の追突事故があり、事故を起こした乗用車を運転していた47歳の男が、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。付近の防犯カメラなどが男の危険な運転や事故後の男の異常な行動を記録していました。 事故現場近くの防犯カメラの映像です。 山形市内から上山市方面に向かって猛スピードで走る車の姿が捉えられています。 別のカメラの映像ではその車はその後、歩道上に設置された柱のようなものに激突しています。 警察と消防によりますと、午後1時前、山形市小立の国道13号で乗用車が前方を走っていた乗用車に追突する事故が発生しました。 目撃した人「最初バン!という音がしてバリバリバリという感じたぶん100キロ以上は出ていたんじゃないかというくらい速かった。こんなこと起きるんだなと率直に怖いと思った」 この事故によるけが人はいませんでしたが、付近では歩道上に設置された柱のようなものが車の衝突によって折れたほか、自動車販売店の店舗のガラスが割れるなどの被害が発生しました。警察は、追突した車を運転していた山形市東原町3丁目の会社役員・近賢次郎容疑者(47)を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 事故直後に現場近くを走行した車のドライブレコーダーの映像です。撮影者によりますと近容疑者は裸足で車から下り、ふらふらとした足取りで路上をうろうろしたり別の車や近くの人に詰め寄ったりしていたということです。 警察の調べに対し近容疑者は容疑を認めているということです。事故の影響で現場付近の国道13号の上り線はおよそ3時間半にわたり通行止めとなりました。

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