北谷町の宿泊施設に知人の名前を使って暴力団関係者を宿泊させた疑いで5月20日、指定暴力団旭琉會の会長らが逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団旭琉會の二代目会長糸数真容疑者(70)と、北谷町桑江に住む北谷町漁業協同組合組合長の座喜味盛康容疑者(67)とその妻のあさみ容疑者(52)です。 糸数会長は2023年3月、北谷町にある宿泊施設に沖縄県外の暴力団関係者を泊めるため、知人の座喜味組合長ら夫婦にインターネットで予約させた疑いがもたれています。当日はあさみ容疑者がQRコードを使ってホテルにチェックインし、実際には複数の暴力団関係者が宿泊していました。警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。 北谷漁協が加盟する県漁業協同組合連合会は、暴力団などの反社会的勢力との一切の関係を排除し、不当要求を拒絶すると内規で定めています。座喜味組合長の逮捕を受けて、北谷漁協は理事会を開き対応を協議しています。