“e-Tax”で虚偽申告、還付金詐取容疑で10人逮捕…「上位者」中心に複数の役割分担か 約576万円の被害確認(高知県警)

国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用して、虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金をだまし取った疑いで男女10人が逮捕されました。高知県警によりますと21日の時点で被害額は約576万円にのぼっているということです。 高知県警の発表によりますと、逮捕されたのは東京や北海道、埼玉、栃木などに住む男女10人です。 10人は2024年4月から2025年3月までの間、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用して、税務署に対して虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金をだまし取った疑いが持たれています。被害にあったのは未遂も含んで、東京、栃木、愛媛、沖縄の4都県の税務署です。 10人は「上位者」を中心に複数の役割があり、共謀して犯行に及んでいたとみられ、21日の時点で、被害総額は約576万円にのぼっているということです。 高知県警は別件の詐欺事件の捜査から今回の事件の情報を入手し、捜査を進めていました。

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