「保釈金を払わなければ逮捕される」信じ込んだ20代女性 約690万円だまし取られる 大分

大分県中津市の20代女性が警察官や検事を名乗る人物から電話を受け、約690万円をだまし取られる詐欺被害にあったことがわかりました。 警察によりますと、今年4月上旬、中津市の20代女性の携帯電話にショートメールで『2時間後に携帯電話の契約手続きを止めます』などと通知が届きました。 女性が記載された番号に電話すると、警視庁捜査第二課や検事を名乗る人物が出て、「あなた名義の携帯番号が迷惑メールに利用されている」「このままでは逮捕される。ただし、保釈金を払えば在宅捜査にすることができる」なとど言われました。 話を信じた女性は4月8日から24日までの複数回にわたり、ATMやネットバンクから相手の指定口座に計689円を振り込みました。 この女性が5月16日、母親に相談して詐欺と指摘され、警察に被害を届け出たということです。 警察は、「警察官や検事が電話で現金を要求することは絶対にありえません。すぐに警察に連絡してください」と注意を呼びかけています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする