接近禁止命令が出ていたのに…妻に100通を超えるメール送信「早く帰ってきてほしい」DV防止法違反容疑で84歳夫を逮捕 北海道千歳市

裁判所から妻への接近を禁じる保護命令を受けていたにもかかわらず、メールを100通以上送り続けたとして、84歳の男が逮捕されました。 DV防止法違反の疑いで逮捕されたのは、北海道千歳市に住む無職の男(84)です。 この男は、今年3月11日、裁判所から70代妻に対しての接近禁止命令を受けていたにもかかわらず、3月30日から5月20日までの間に、複数回にわたってメールを送り続けた疑いが持たれています。 男が送っていたのは、「一緒に暮らしたい」「早く帰ってきてほしい」などといった内容で、被害者はすべてに返信していないものの、メールはあわせて100通を超えるということです。 被害者が「保護命令を受けているのに、メールがたくさん来る。どうしたらいいか分からない」と警察に相談。 男は、22日午後逮捕されました。 警察の取り調べに対し、無職の男(84)は「妻に早く帰ってきてほしいと思った」などと話し、容疑を認めているということです。 警察は、保護命令に違反した悪質な行為とみて捜査しています。

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