入札予定価格を業者に伝えて近い価格で落札させたとして、現職の大分市議会議員ら3人が逮捕されました。 警察によりますと、自民党会派に所属する大分市議会議員の山本卓矢容疑者(45)は、2024年5月に大分市が発注した公園の除草業務の指名競争入札で、10数件の入札予定価格を大分市の造園会社「ヒロセ」の役員に伝えた疑いが持たれています。 このうち2件が近い価格で落札されました。 警察は山本容疑者の認否を明らかにしていませんが、市の職員から入札予定価格を聞き出して、同じく逮捕された会社役員の阿南美幸容疑者(59)に伝えたとみて動機などを調べています。