神戸・連続児童殺傷事件から28年 父親の守さんが ”手記” 「自分が犯した事件に 真摯に向き合ったうえで、私たちの思いに答えるような対応をして欲しいと思います」

神戸市の連続児童殺傷事件で土師淳君が殺害されてからきょうで28年となり、父親の守さんが手記を寄せました。 1997年5月24日、神戸市須磨区で小学6年生の土師淳君が殺害され、当時14歳だった少年が逮捕されました。 【父親の土師守さん】 「私たちの子供、次男がなぜ彼に命を奪われなければならなかったのか、という問いに関して、私たち自身が納得する回答をずっと求め続けています」 加害男性からの手紙は今年も届かなかったということで、父親の守さんは手記で「自分が犯した事件に真摯に向き合ったうえで、私たちの思いに答えるような対応をして欲しいと思います」 としています。 また土師さんは、犯罪被害者の権利を守る活動を長年続け、今年2月に亡くなった岡村勲弁護士を悼み、「残されたメンバーで、先生の遺志を可能な範囲で引き継いで行くことが出来れば」と、コメントしました。 【父親の土師守さん】 「岡村先生のような活動はもう難しいだろうと思うが、岡村先生の遺志を出来るだけ引き継いで、残されたメンバーで出来ることをきちんとやっていきたいなと思います」

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