24日午前、福岡県大野城市でタクシーの女性運転手とトラブルになっていた乗客の20歳の女が仲裁に入った49歳の男性警察官の腹を蹴ったとして現行犯逮捕されました。 20歳の女は、車内で寝ていたところを女性運転手に起こされ、「家に着いていないから料金は払わない」などと言ってトラブルになっていたということです。 24日午前10時すぎ、大野城市白木原まで客を乗せてきた60代のタクシー運転手の女性が「乗客が寝ていて起きない」と警察に通報しました。 春日警察署の49歳の男性警部補が現場に駆けつけると客の女は起きてタクシーの外にいて、「家に着いていないから料金は払わない」などとタクシー運転手の女性に言ってトラブルになっていたということです。 男性警部補が「ここまでの料金は払わないと」と仲裁に入ると、客の女は「お前は関係ない。うるさいったい」などと言って激高。 男性警部補の腹を蹴ったため、その場で公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたということです。 逮捕されたのは住居・職業ともに不詳の20歳の女で取り調べに対し「蹴ったことは間違いありません。どこを蹴ったかはわかりません」などと話し、容疑を認めているということです。