父親を刃物で切りつけたとして、山梨県南アルプス市の16歳の男子高校生が逮捕された事件で、警察は男子高校生を25日、殺人容疑で送検しました。 死亡した父親の首に、切られたような深い傷があったことが、捜査関係者への取材でわかりました。 24日に殺人未遂の疑いで逮捕された南アルプス市に住む男子高校生を警察は25日、容疑を殺人に切り替えて送検しました。 男子高校生は、24日の午前9時20分ごろ、自宅で父親(69)を刃物で切りつけ、殺害した疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、父親の首には刃物で切られたような深い傷があったということです。 父親は、寝室のベッドの上で血を流している状態で見つかり、警察は現場から血のついた刃物を押収しています。 男子高校生は、父親を切りつけたおよそ20分後、「父親を殺した」と市内の交番に1人で自首してきたということです。 警察は、動機などについて調べています。