7日夜、北九州市小倉北区で59歳の兄のひたいをメガネで殴ってけがをさせたとして、55歳の韓国籍の弟が逮捕されました。 7日午後10時半ごろ、小倉北区大畠で暴行現場を目撃した人から110番通報がありました。 警察官が現場に駆けつけると、ひたいから血を流した男性を発見。 現場の状況や関係者への聞き取りなどから、けがをした男性の弟で男性と一緒にいた住居・職業不詳の韓国籍、大倉こと成優芯容疑者(55)を傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 成容疑者は7日午後10時半ごろ、小倉北区大畠の飲食店前の歩道で59歳の兄のひたいを手に持っていたメガネで複数回殴り、切り傷を負わせた疑いが持たれています。 警察によりますと、成容疑者は兄と兄の妻、それに自身の交際相手の女性と4人で食事をした後、交際相手の女性に暴行を加えたため兄が止めに入ったところ、兄への暴行におよんだということです。 交際相手の女性は警察官が到着した際には現場にいませんでした。 取り調べに対し成容疑者は「そのような事実はあったかもしれませんが、私は兄に首を絞められたのは覚えています。必死に抵抗して、メガネが当たったことは覚えています」などと話し、容疑を否認しています。 一方、成容疑者の兄は「弟が彼女を殴っていたので、暴力を振るわないように脇腹の下に両手を回して止めた。しかし弟は暴れ始め、そのまま真後ろに倒れた。その際メガネを右手に持って、何度も私のおでこを突き刺してきた」などと話しているということです。 警察は、成容疑者の交際相手の女性に対する暴行容疑についても捜査しています。