松山で少女の自転車倒し土下座させて警察に通報「損害賠償請求するけん」逮捕の無職男否認【愛媛】

愛媛県松山市の道路ですれ違う途中の自転車を押し倒し、乗っていた少女に土下座させたうえ「慰謝料を請求する」などと脅し、学生証などを提示させた疑いで無職の男が9日に逮捕されました。男は自ら警察に「自転車と徒歩で事故をした」と通報していて、容疑を否認しています。 強要の疑いで逮捕されたのは、松山市北立花町に住む無職の男(39)です。 警察の調べによりますと、男は松山市三番町4丁目の歩道で5月31日午後8時半頃、自転車とすれ違う途中で乗っていた少女(16)の前に立ちふさがり、自転車のカゴをつかんで押し倒して土下座させたうえ、この約10分後に湊町4丁目の道路で「慰謝料を請求するけんな」などと脅し、学生証や携帯電話の番号を示させるなどして義務のないことをさせた疑いがもたれています。 男は少女を土下座させたあとに一旦別れ、バイクに乗って再び少女の前に現れ、自ら警察に「自転車と徒歩で事故をした」と通報。このあとに脅し、学生証などを提示させたとしています。 警察は男から通報を受けたあと、現場で少女、そして一緒にいた友人から状況を聞き捜査。男を割り出しました。 男は取り調べに「義務のないことをさせたつもりはない」と容疑を否認しています。警察は当時の詳しい状況を調べています。

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