今年4月、大分市都町の路上で男性に集団で暴行を加え、現金などを持ち去った事件について、警察は9日、新たに15歳と16歳の少年少女を傷害の疑いで書類送検しました。 傷害の疑いで書類送検されたのは、いずれも大分市に住む無職の15歳の少年と16歳の少女の2人です。2人は今年4月、大分市都町の路上で40代の男性を投げ倒したり蹴ったりする暴行を加え骨折などの大けがををさせた疑いが持たれています。 この事件をめぐっては男性から現金およそ48万円などが入ったリュックサックを持ち去ったとして大分市都町の井餘田龍明被告(23)が逮捕・起訴されています。 警察によりますと、井餘田被告と2人はいずれも容疑を認めていて、被害者に言いがかりをつけて犯行に及んだということです。この事件ではほかにも18歳未満の少年少女7人から事情を聴いていましたが、容疑が固まった2人について、警察が9日書類送検しました。