北海道・函館西警察署は2025年6月9日、函館市に住む無職の男(50)を背任の疑いで逮捕しました。 男は2020年から23年の間に、自身が代表を務める商店の取引を当時勤務していた会社の発注であるように装って原材料費などを支払わせ、会社に合計約347万円の損害を与えた疑いが持たれています。 警察によりますと、男は当時原材料の仕入れなどの業務を担当していたということです。 2023年10月に会社から「会社が受注する予定の仕事を、従業員が代表を務める商店が受注し代金を受領している」旨の相談を受けて警察が捜査を続けた結果、逮捕に至ったということです。 事件が発覚した2023年10月までに男は会社を解雇されています。 調べに対し男は「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察は金の使い道や余罪について詳しく調べています。