東京・町田市の法政大学多摩キャンパスの教室で、学生8人がハンマーで殴られケガをした事件で、傷害の罪に問われた韓国籍のユ・ジュヒョン被告(23)の初公判が13日、東京地裁立川支部で開かれ、ユ被告は起訴内容を認めました。 この事件は、ことし1月法政大学多摩キャンパスの教室で、授業を受けていた男子大学生が突然、後頭部をハンマーで殴られるなどして学生の男女8人がケガをしたもので、法政大学社会学部の学生だったユ被告が、大学職員によって取り押さえられ、傷害の疑いで逮捕されました。 8人は病院に搬送されましたが、いずれも命に別条はありませんでした。 警視庁によりますと、ユ被告は逮捕後の調べに対し、「仲間のグループから無視されて 鬱憤がたまったので学校にあったハンマーで殴った」「いじめられてモヤモヤしていた」などと供述していたということです。