ガザ地区に台頭する「反ハマス」武装勢力の正体、イスラエルが彼らに武器を供与しているとイスラエルの野党指導者がリーク

「イスラエルがガザ地区の反ハマス勢力に武器を供与している」 2025年6月5日、元イスラエル国防相アビグドール・リーベルマンはこのように告発し、その危険性を指摘した。 「イスラエル政府は首相の指示の下、イスラム国(IS)と関係のある犯罪者や重罪犯の集団に武器を供与している。私の知る限り、これは内閣の承認を得ていない」 ■「反テロ部隊」と称する部族武装勢力 反ハマス勢力の中心にいるのが、ガザ地区ラフィアフ出身のヤセル・アブ・シャバブ(32)だ。アブ・シャバブが率いる勢力は、表向きには「反テロ部隊」として活動し、国連や赤十字の援助車両の護衛に当たるなど人道的な装いを見せているが、その実態は「部族武装勢力」である。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする