去年10月、山口県光市で起きた強盗予備事件に関連して、実行役に使わせる目的で軽乗用車を盗んだ疑いで逮捕された東京・台東区の自称不動産業の男(49)が送検されました。 警察によりますと男は去年10月20日、すでに実刑判決を受けている男3人と共謀し、光市の路上に止めてあった軽乗用車などを盗んだ疑いが持たれています。 この事件を巡っては、光市内の住宅に強盗に入る目的で工具などを準備したとして、関東に住む中高生3人が強盗予備の疑いで逮捕され、処分を受けています。これまでの裁判で、男らが盗んだ軽乗用車は、強盗予備事件の実行役に使わせる目的だったことが分かっています。 男は警察の調べに「全く身に覚えはないし共謀していません」と容疑を否認しています。警察は男は車の窃盗事件に関与した4人のなかで指示役などの上位者とみて捜査しています。