去年、東京・伊豆大島で元交際相手の高瀬静香さん(当時37)の遺体を損壊し海岸に遺棄したとして、死体損壊と死体遺棄の罪に問われた柳瀬宗達被告(46)の初公判が19日に東京地裁で開かれ、柳瀬被告は起訴内容を認めました。 この事件は、去年9月、高瀬さんが職場の同僚に「大島の彼氏のところに行く」と伝えた後に行方がわからなくなり、翌10月、伊豆大島の砂浜で白骨化した高瀬さんの遺体の一部が見つかったものです。 警視庁が捜査したところ、高瀬さんが、以前勤務していた伊豆大島の飲食店で知り合い、不倫関係になったとみられる柳瀬被告の関与が浮上し、ことし1月逮捕されました。 捜査関係者によりますと、警視庁の調べに対し柳瀬被告は「遺体を空き地で燃やし海に捨てた」などと供述していたということです。