投資詐欺の被害金をマネロン、容疑で男6人を逮捕 50億円以上暗号資産に換えたか

交流サイト(SNS)型投資詐欺の被害金などをマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、警視庁国際犯罪対策課は組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで、会社役員の谷口伸太朗容疑者(30)=東京都墨田区、会社員の深沢加瑞磨容疑者(30)=江東区=ら男6人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。 国際犯罪対策課によると、谷口容疑者らは昨年、SNS型投資詐欺の被害金などを自らが管理する口座に移し替え、計約54億円を暗号資産(仮想通貨)の「リップル」に換えて資金洗浄していたとみられる。中には、薬物密売組織「インターナショナル・シークレット・サービス」(ISS)の元メンバーと交流がある容疑者も確認されている。6人のうち2人は、男性を監禁して金銭を奪おうとしたとして、逮捕監禁などの容疑で先月逮捕されていた。 逮捕容疑は、共謀し、昨年6~7月ごろ、投資詐欺グループが40~70代の男女8人からだまし取った詐取金などでリップルを4千万円以上購入し、海外の暗号資産口座などに送金するなどして、犯罪収益を隠匿したとしている。

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