急増する警察官をかたる特殊詐欺 さらに性的な要求をする手口が32件発生 警察庁が注意喚起

警察官をかたる特殊詐欺の被害が深刻となるなか、さらに「タトゥーが入っているか確認する」「身体検査をしなければならない」などとして裸になるよう指示するなど、性的な要求をする手口がことし32件発生しています。 警察庁によりますと、ことし4月までの特殊詐欺の被害額は約392億円で、前年比で約3倍と深刻な情勢となりました。 警察官をかたる詐欺も被害額が約247億円と急増するなか、現金をだましとろうとするだけでなく、性的な要求をする手口がことし1月から6月までに全国で32件発生したことがわかりました。 具体的な手口は、SNSのビデオ通話中に「タトゥーが入っているか確認する」「身体検査をしなければならない」などとして裸になることを指示したり、「逮捕されないようにするためには24時間監視する必要がある」などとしてトイレや入浴中も映像を送るよう要求されるなどの事案が発生しているということで、警察庁が注意を呼びかけています。

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