3月の大任町長選挙をめぐり、現職の永原譲二町長を支援した男が買収の疑いで逮捕された事件で、永原町長が取材に応じ、「公職選挙法を守るよう指示していた」などとコメントしました。 警察などによりますと、土木建築会社社長、長藤優太容疑者(30)は3月の大任町長選挙の期日前投票で、知人の有権者2人を車で投票所に連れていき、特定の候補者に投票した報酬として、それぞれに現金3万円を渡した疑いがもたれています。 支援者の逮捕について、これまで取材に応じていなかった永原町長は、23日にようやく取材に応じ、長藤容疑者は後援会の一支援者だとしたうえで、「後援会には公職選挙法を守るよう指示していた」「逮捕については具体的なことが分からないのでコメントできない」などとしました。 長藤容疑者は容疑を否認しています。