入札妨害で逮捕の群馬県議が自民に離党届 参院選控え「これ以上迷惑かけられない」

自民党群馬県連の金井康夫幹事長は25日夕、同県桐生市役所の新庁舎建設工事をめぐり公競売入札妨害の疑いで逮捕された同県連議員団長の県議、相沢崇文容疑者(49)から同日付で離党届が提出され、受理したことを公表した。 提出にあたり、相沢容疑者は弁護士を通じて「これ以上、党や県民のみなさまにご迷惑をおかけするわけにはいかない」とのコメントを寄せた。参院選を直前に控え、影響を考慮したとみられる。 金井幹事長は「県民のみなさまには今回の件で多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪し、県連として綱紀粛正を徹底し、信頼回復に努めたいと語った。相沢容疑者の近況については「まったくわからない」と語った。 相沢容疑者は今年5月、同県連新執行部5人の1人として議員団長に就任。参院選では自民党現職の遊説隊長を務める予定で、関係者の衝撃は大きい。議員団長は当面、大和勲総務会長が兼務するほか、会派離脱や各種委員交代などの事務手続きは26日以降に行うとしている。

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