ことし3月、札幌・ススキノのバーで、グラスを壊したり、従業員らに暴行を加えけがをさせたとして、35歳の男が逮捕されました。 器物損壊と暴行、建造物損壊、傷害の容疑で逮捕されたのは、愛知県名古屋市の建設業、前田真也容疑者35歳です。 前田容疑者は、3月20日午前6時50分ごろから8時54分ごろまでの間、札幌市中央区南4条西6丁目のバーで、店のカウンターの上のグラスを手で払い落して割ったり、イスで壁に穴をあけたりして壊した疑いが持たれています。 また、店の通路で店の35歳の男性店長ら従業員4人に対し、胸ぐらをつかんだり顔面に頭突きしたりしてうち3人にけがをさせた疑いが持たれています。 けがをした3人のうちひとりは、顔面を殴られ、鼻の骨を折る重傷です。 被害届を受けた警察は、裏づけ捜査を進めて、24日夜、名古屋市内で前田容疑者を逮捕しました。 取り調べに対し、前田容疑者は「やっていないこともあります」と容疑を一部否認しています。 当時、前田容疑者は酒を飲んでいて、警察は事件の経緯などを調べています。