教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹さんが30日までに自身のブログを更新。名古屋市の小学校の教員らが女子児童を盗撮し、SNSのグループチャットで共有したとして逮捕された事件について言及した。 尾木さんは「盗撮した写真やAIで加工した動画をグループで共有していたとか 前代未聞、本当に最悪ですムキー」と怒りをあらわにした。「子どもたちからはもちろん学校・教師への社会的信頼を失墜させたばかりか保護者からは激しい怒りと警戒感を持たれたに違いありません」とし、「教育の崩壊・自滅と言ってもいいくらいです」と厳しく指摘した。 その上で「ではどう打開すべきか?」と問題提起し、「いちばんいいアプローチは【先生達による『包括的性教育』の授業】をすぐに実践することではないでしょうか?」と提案。「先生たちが教える中で『包括的性教育』を学び、人権意識を身に着けてもらうことが必要ですーー 子どもたちとともに学んでいけばいいのです」とし、「文科省はもはや『はどめ規定』などにこだわっている場合ではありません! ピンチこそチャンス 逆転の発想で今こそ本気で包括的性教育に取り組むべきでしょう!」とつづった。