1日、女性の着替える姿を盗撮した疑いで、高知県土佐市の小学校に勤務する教諭の男(23)が逮捕された事件で、男は、物かげに隠した市販の小型カメラを、レンズが見える状態で設置して盗撮していたということです。また、事件を受け高知県教育長・土佐市教育委員会がコメントを発表しています。 逮捕された、土佐市高岡町甲に住む教諭の島﨑光優容疑者(23)は、6月30日(月)の午前10時30分ごろ、高知県内で、女性の性的姿態などを撮影した疑いがもたれています。 (『性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律』違反の疑い) 島﨑容疑者は市販の小型カメラを物かげに隠し、レンズが見える状態でカメラを設置して、着替え中だった女性を画像で盗撮したということです。被害関係者が小型カメラを発見し、別の関係者に相談して通報しました。 警察の調べに対し島﨑容疑者は、「おおむね間違いありません」と容疑を認める供述をしているということです。 高知県警は被害者保護の観点から、事件の現場や、島﨑容疑者と被害者との関係性など、事件の詳細について明らかにしていません。島﨑容疑者の犯行については“勤務中の犯行だった”とみられていて、県警は、余罪も含めて捜査を進めています。現時点で、盗撮された画像の外部への流出は確認されていません。 高知県教育委員会によりますと、島﨑容疑者は、土佐市内の小学校に勤務しているということです。事件を受けて、高知県教育委員会と土佐市が教育委員会がコメントを発表しました。 ■高知県教育委員会 今城純子 教育長 コメント 本日、現職の小学校教諭が性的姿態撮影等処罰法違反の容疑で逮捕されたとの一報を受けました。 教職員によるわいせつ事件が全国ニュースとなっている中で、本県においても同様の事案が発生したことについて、衝撃を持って受け止めております。 現在、当該教諭は警察で聴取を受けており、詳細な情報については把握できておりませんが、このようなことは決してあってはならないことであり、断じて許されることではありません。