成城中学・高校講師を児童買春容疑で逮捕 「身に覚えがない」と否認

高校2年の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、警視庁は、私立成城中学・高校(東京都新宿区)の非常勤講師、龍野洋介容疑者(45)=同練馬区=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで逮捕し、2日に発表した。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。 少年育成課によると、逮捕容疑は、2024年7月9日、豊島区西池袋のインターネットカフェの個室で、18歳未満と知りながら少女(当時16)に現金1万円を渡し、わいせつな行為をしたというもの。 少女が同日朝、プロフィルに「JK」と載せたSNSで「会える人いませんか」と書き込んだところ、龍野容疑者が「池袋で会いませんか」と応じたという。同課のサイバーパトロールで発覚した。 龍野容疑者は「年下の女性に興味があり、これまでに10~30代の女性とSNSを通じて100人ぐらいと同様の行為をした」と話しているという。同課は、今回の少女以外にも18歳未満が含まれていたかどうか調べている。 同校は中高一貫の男子校で、龍野容疑者は04年から数学を教えていた。そのかたわら、都内でマジックを披露するレストランのオーナーもしていたという。 同校の担当者は「警察の捜査を見守り、事実であれば、厳正に対処していく」とコメントした。(西岡矩毅)

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