【AFP=時事】023年の小型機墜落事故の後、南米コロンビアのアマゾンの密林で40日間生き延びた先住民のきょうだい4人の父親が、児童性的虐待の罪で有罪判決を受けた。コロンビア検察が7日、明らかにした。 近日中に量刑が言い渡されるが、拘禁20年を科される可能性もある。 マヌエル・ラノケ被告はきょうだい4人のうち、下2人の実父で、上2人にとっては継父となる。 きょうだいは事故当時、1~13歳だった。この事故では母親を含め、大人の同乗者3人は全員死亡した。 きょうだいの捜索活動は世界中の注目を集めた。特に長女は、墜落現場から約5キロ離れた場所で無事救出されるまで、下のきょうだい3人の命を繋ぎとめたとして高く評価された。 きょうだいのサバイバルと、兵士や先住民らが関わった劇的な救出活動は、書籍、映画、そしてネットフリックスのドキュメンタリーの題材となっている。 ラノケ被告も捜索活動に尽力したが、きょうだいが無事に発見されてから数か月後に逮捕された。【翻訳編集】 AFPBB News