嘔吐する男性に適切な対応せず死亡させた疑い 逮捕の女は「覚せい剤使用の発覚おそれ」と供述【徳島】

一緒にいた男性が痙攣中に嘔吐する中、救急車を呼ぶなどの適切な対応をせず死亡させたとして、警察は7月9日、吉野川市の39歳の女を「保護責任者遺棄致死の疑い」で逮捕しました。 逮捕されたのは、吉野川市鴨島町の無職の女(39)です。 警察によりますと、容疑者の女は、4月20日の午後6時ごろ、徳島市のホテルで一緒にいた40代の男性が、痙攣中に嘔吐するなど命に危険が及んだ状態でしたが、すぐに救急車を呼ぶなどの適切な対応をせず男性を死亡させた、「保護責任者遺棄致死の疑い」が持たれています。 女は、翌日の午前0時過ぎに119番通報。 男性は病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。 その後、男性と女から覚せい剤の成分が検出され、警察は覚せい剤取締法違反容疑で女を逮捕。 その後の捜査で、今回の逮捕に至りました。 調べに対し「覚せい剤の使用が発覚するのを恐れ、119番が遅れた」などと話す一方、保護責任者遺棄致死の容疑については否認しているということです。

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