川崎フロンターレは9日、ホームで3月12日に開催されたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16第2戦・上海申花戦(4-0、2戦合計4-1で勝利)で起きた事象について、中原警察署が傷害の疑いで被疑者を逮捕したとの報道があったと報告した。 この上海申花戦を巡っては、試合中にビジターA指定エリア内で来場者同士の口論および暴力行為が発生。クラブは当時、事象発生直後から関係各所と事実確認を進めるとともに、警察への捜査の依頼など、当該人物の特定に努めると伝えていた。 今回のリリースで当該人物に対し、川崎Fが出場する全試合への無期限入場禁止処分とする方針を示している。 クラブは公式サイトで「改めまして、試合会場でこのような行為が起きたことは、どのような理由であれ決して看過することはできません。同様の事象を未然に防げるようクラブとして再発防止に取り組み、安全・安心なスタジアム環境づくりを行ってまいります」と表明。「ファン・サポーターの皆様におかれましても、『川崎フロンターレ サッカー試合 運営管理規程』および『観戦マナー&ルール』の遵守を引き続きよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。