【逮捕の瞬間】違法ガールズバーを摘発 無許可営業か3人逮捕 改正風営法で県内初 山梨

甲府市中心街のガールズバーで無許可で女性従業員に客の接待をさせたとして11日夜、暴力団組員を含む男3人が逮捕されました。 週末の中心街で繰り広げられた大捕り物。摘発の瞬間をカメラが捉えました。 先週金曜日、11日の夜 飲食店が立ち並ぶ甲府市中心街を走るのは、県警の捜査員です。 証拠品を押収するためか、手には組み立て式の箱を抱えています。 向かった先は、中心街で営業する「ガールズバー」。 サイバーパトロールで見つけた違法営業の端緒に内偵捜査を進め、この日が摘発の「Xデー」でした。 そして、女性従業員の接待行為を現行犯で確認すると… 捜査員「今の時間な」 男「いやいや、ちょっと勘弁してよ」 捜査員「48分、11時48分な、現行犯逮捕」 男「なにで?」 捜査員「風営法。ここの店、経営してただろ」 逮捕されたのは甲府市下飯田2丁目の暴力団組員、小泉観星容疑者(28)ら男3人。 甲府市中央1丁目の2軒のガールズバーで、風営法の許可を得ないまま女性従業員に客の談笑相手をさせるなど、接待営業をした疑いです。 小泉容疑者は逮捕される際、違法行為ではないと繰り返しました。 小泉容疑者「風営法じゃないじゃん。風営法じゃないんだから」 捜査員「もう中で話を聞いてて」 小泉容疑者「仮に風営法だとして12時、1時の前なんだからさ」 捜査員「許可取ってないから」 小泉容疑者「風営法じゃないじゃん、無許可じゃないじゃん、無許可じゃないじゃん」 捜査員「そこまた聞くからさ」 警察は13日、3人を送検して本格的な取り調べに入りました。 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、この3人がトクリュウ=匿名・流動型犯罪グループのメンバーとみて捜査しています。 今回の摘発は、無許可営業に対する罰則が強化されるなどした風営法の改正後、県内初めてです。

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