15歳少年を家裁送致、責任能力あると判断 千葉市の高齢女性刺殺で

千葉市若葉区の路上で5月、近くに住む84歳の女性が刺殺された事件で、千葉地検は18日、殺人容疑で千葉県警に逮捕された市内の中学3年の少年(15)を、殺人などの非行内容で家裁送致し、発表した。鑑定留置の結果、刑事責任能力には問題がないと判断した。 少年は5月11日午後5時5分ごろ、同区の路上で、刃物で女性の背中を突き刺して殺害した疑いで12日に逮捕された。2人に面識はなく、少年は県警の調べに「誰でもよかった」「家庭環境に不満があった」という趣旨の供述をしたとされる。 地検は少年の精神状態を調べるために5月27日に鑑定留置を開始。9月までの予定だったが、予定より早い7月14日に終了した。7月7日には銃刀法違反の疑いで追送検されており、合わせて家裁送致した。(植松敬)

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