2024年9月と10月、札幌市内のホテルなどで、暴力団員の男らと共謀して、出会い系サイトで募った客に売春をあっせんしたとして、57歳の暴力団幹部の男が逮捕されました。 売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む、六代目山口組五代目誠友会幹部、板川こと、関谷政美容疑者(57)です。 関谷容疑者は、2024年9月、暴力団員の男と共謀し、札幌市中央区内のホテルで、売春婦の女性に、客を引き合わせて売春のあっせんを行ったほか、10月にも、暴力団員の男2人と共謀し、札幌市中央区の路上で、売春婦の女性に、出会い系サイトで募った客を引き合わせ、売春のあっせんをした疑いが持たれています。 共犯の男2人は、すでに6月までに逮捕されていて、関谷容疑者は一連の売春あっせんの指示役とみられています。 警察に情報提供があり、関谷容疑者の関与が発覚、7月31日、逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し、関谷容疑者は「命令したことはありません」と容疑を否認しています。 警察は、あっせんして得た金が暴力団の資金源になっていなかったかどうかも含め、詳しく調べています。