7月30日の夕方、高松市のJR予讃線の踏切で軽乗用車を運転中に快速列車と衝突し、そのまま逃走した疑いで79歳の無職の男が31日午後、警察に逮捕されました。 過失往来危険と道路交通法違反(事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、高松市扇町の無職、北村和彦容疑者79歳です。警察の調べによりますと、北村容疑者は30日午後5時10分ごろ、軽乗用車を運転中に自宅近くの踏切を通過する際、岡山駅行きの快速マリンライナーと衝突、列車の往来の危険を生じさせたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いです。 北村容疑者は、衝突後に車を修理業者に出したところ、修理業者に促され、31日午前に警察に出頭してきたということです。警察によりますと、北村容疑者の車は後部のガラスが粉々に割れた状態だったということです。 警察の取り調べに対し北村容疑者は「踏切内で列車とぶつかったことに間違いありません。大したことないと思いました。」と供述し、容疑を認めているということです。 JR四国によりますとこの事故の影響で、特急や快速などあわせて25本の列車に運休や遅れが発生し、約1930人の足に影響が出ました。