広島市安佐南区の自宅に、同居する80代の母親とみられる遺体を遺棄した疑いで、無職の男(58)が逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは,、広島市安佐南区上安の無職、山本芳久容疑者(58)です。 警察によりますと山本容疑者は、今年3月ごろからきょうまでの間、自宅に同居する80代の母親とみられる遺体を遺棄した疑いがもたれています。 けさ山本容疑者から「同居の母親が亡くなっている」と通報があり、駆け付けた警察官がベッドの上で仰向けの状態の遺体を発見しました。 遺体は腐敗が進んでいて、状況などから死後5カ月程度経っているとみられ、目立った外傷はないということです。 警察の取り調べに対して山本容疑者は「間違いありません。死者は母親です。」と容疑を認めています。 山本容疑者と母親は2人で暮らしていたとみられ、警察は遺体の身元の確認を進め、山本容疑者が遺体を遺棄した動機や、女性の死因などについて調べる方針です。