岡山西署は8日、SNS(交流サイト)で知り合った少女に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)などの疑いで、岡山市立小講師の男(26)=同市北区駅元町=を逮捕した。 逮捕容疑は7月5日午後3時~6時20分ごろの間、自宅で、10代の女子生徒=岡山県南部=が16歳未満と知りながら現金1万円を渡してみだらな行為をした疑い。「現金は対価ではないので児童買春ではない」と容疑を一部否認している。 署によると、男が関与する別事件の捜査中に買春の疑いが浮上。携帯電話のやり取りや防犯カメラの映像などから容疑を固めた。 市教委教職員課によると、男は2022年4月の採用で、昨年4月から同小に赴任。勤務態度に問題はなかったという。三宅泰司教育長は「極めて遺憾。事実関係を確認の上、厳正に対応する」とコメントした。