失われた記憶はなぜ甦ったのか? 映画『よみがえる声』が刻む戦争と差別の記録。ベルリン・釜山映画祭受賞作を解説レビュー

太平洋戦争終戦から80年。経験者の多くがこの世を去る中、歴史の闇に埋もれきた「声」があったー。今回は、脚本家でもあるライターが、在日朝鮮人2世の映画作家、朴壽南(パク・スナム)と娘の朴麻衣(パク・マイ)によるドキュメンタリー『よみがえる声』を解説。歴史の狭間で生きた在日朝鮮人たちの「真実」を徹底分析する。(文・青葉薫)

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