【08月14日 KOREA WAVE】韓国で初めて前大統領の妻として逮捕・収監されたキム・ゴニ(金建希)氏が、ソウル南部拘置所での初めての食事として「食パン・いちごジャム・牛乳・フランクフルトソーセージ・野菜サラダ」を受け取ったことが明らかになった。 法曹界によると、特定犯罪加重処罰法上の斡旋収財、資本市場法違反、政治資金法違反の容疑で特別検察チームにより逮捕されたキム・ゴニ氏は、8月13日未明、ソウル市九老区にあるソウル南部拘置所の女性専用独房に収容された。 拘置所での13日当日の献立は、朝食に食パン・いちごジャム・牛乳・フランクフルト・野菜サラダ、昼食には豚肉入りキムチチゲ、夕食には冷たいキュウリのスープが提供された。これらを合わせた1日の摂取カロリーは約1510kcalで、成人の一日推奨摂取量(2000kcal)の約75%に相当する。食事にかけられる一人あたりの1日の副食費は4567ウォンで、1食あたりの単価は1522ウォンだった。 キム・ゴニ氏の収容に先立ち、8月12日午後11時59分、ソウル中央地裁は、特別検察チームが請求していた逮捕状を、9時間30分にわたる審査の末に発付した。 これにより、拘置所で結果を待っていたキム・ゴニ氏は直ちに「未決拘禁者」としての身分に転換され、身体検査、収容服への着替え、マグショット(顔写真)撮影などの収容手続きを経て、女性用の独房に移送された。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News