警察は13日、牛肉の仕込みとマンゴーの買い付けに関する架空の投資話を持ち掛けて現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで南城市知念の無職、石田弘美容疑者(67)を逮捕しました。 警察によりますと石田容疑者は2021年10月中旬から22年7月中旬までの間、沖縄市と北谷町内で、知人の60代男性に対し、投資から収益の配当金が発生するとのうそを信じ込ませ、複数回にわたって現金を送金させ、合計355万円をだまし取った疑いが持たれています。 被害者が昨年4月に警察へ相談したことで事件が発覚しました。 石田容疑者は容疑を否認していて、「お金は受け取ったが、だましたつもりはない」と供述しているということです。 石田容疑者は今年6月と7月にも与那原署管内と那覇署管内で詐欺容疑で逮捕されていて、警察が余罪を調べています。