長崎海上保安部は15日、サンゴを密漁したとして、外国人漁業規制法違反の疑いで、いずれも中国籍の26~60歳の5人を7月6日に逮捕したと発表した。長崎県の男女群島北西の海域で同5日、操業中の漁船に立ち入り検査し、日本の領海内でサンゴを採捕していたのを確認した。この件で長崎地検は今月15日、5人を漁業法違反の罪で起訴した。 長崎海保によると、5人のうち4人は短期滞在ビザで入国していたという。 長崎海保は、6月にも同じ海域でサンゴ漁をしたとして、外国人漁業規制法違反容疑で7月25日に5人を再逮捕したほか、当時漁船に同乗していた自営業太田和彦容疑者(61)を同法違反容疑で逮捕した。