ウェットスーツで海に繰り返し潜る男3人…クーラーボックスを開けず車で立ち去ろうとし現行犯逮捕 サザエを密漁した疑いで広島県の男3人を送検

島根県浜田市の浜田海上保安部は17日、市内の海岸でサザエを密漁したとして現行犯逮捕した男3人の身柄を浜田区検察庁に送りました。 送検されたのは、広島市安佐北区に住む自営業の男(24)と、男が代表を務める会社の従業員で安佐南区の男(23)と広島県三原市に住む男(27)の3人です。 3人は今月15日午後5時頃から6時半過ぎにかけて、JFしまねの漁業権が設定されている浜田市三隅町折居付近の海でサザエ7個を共謀して密漁した漁業法(漁業権侵害)違反などの疑いです。 毎年夏の時期は密漁が増えることから海保がパトロールを強化していたところ、ウェットスーツとシュノーケルを装着した男3人が海に繰り返し潜っているのを見付けました。 3人はサザエが入った袋網を持っており、海上保安官がクーラーボックスを開けるよう求めたのに応じず車で立ち去ろうとしたため、証拠隠滅と逃走の恐れがあるとして現行犯逮捕しました。 ほかにも共犯者がいる可能性があるとして、海保は3人の認否を明らかにしていません。 浜田海保では去年1年間に25件20人、今年に入ってからは今回を含め16件11人(17日現在)をワカメ、サザエ、アワビなどの密漁で検挙しているということです。

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