虚偽の公正証書を使い、犯罪に悪用された凍結口座から現金をだまし取ったとして、警視庁は18日、詐欺と公正証書原本不実記載・同行使の疑いで、コンサルティング会社「スタッシュキャッシュ」(東京都渋谷区)の実質的経営者林竹千代容疑者(61)ら男3人を再逮捕した。 再逮捕容疑は共謀して昨年8月、スタッシュ社が都内の通信関連会社に2500万円を貸し付けたとする虚偽の公正証書を公証役場で作成し、銀行口座の差し押さえの強制執行を裁判所に認めさせ、口座に残っていた約2450万円をスタッシュ社の口座に振り込ませ、詐取した疑い。