山形県新庄市で今月10日、酒気帯び運転の車にはねられた男性が死亡した事故で、司法解剖の結果、男性の死因は事故によるものと判明しました。警察は車を運転していた男を危険運転致死容疑に切り替えて調べています。 この事故は、今月10日午後3時50分ごろ、自宅近くののり面で草刈り作業をしていた新庄市鳥越の会社員・吉田洋さん(57)が、酒気帯び運転の軽ワゴン車にはねられ、死亡したものです。 警察は、車を運転していた大石田町駅前通りの大工・青木正雄容疑者(74)を道路交通法違反の酒気帯び運転の疑いで逮捕し調べを進めていました。警察が18日、司法解剖を行った結果、死因は事故による「多発性外傷」であったことがわかりました。吉田さんは、骨盤など複数箇所を骨折していたということです。 警察は青木容疑者が当時、飲酒によって酒気を帯びて正常な運転ができない状態で運転し、吉田さんをはねて死亡させたとして逮捕容疑を酒気帯び運転から危険運転致死に切り替えて、捜査を行っています。