無職の50代長男を逮捕 同居する90代父親を殺害した疑い 秋田・大仙市

秋田県大仙市の住宅で8月18日、この家に住む93歳の男性が死亡していた事件で、19日深夜、同居する51歳の長男が殺人の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは大仙市の無職、進藤藤行容疑者(51)です。同居する父親の藤義さん(93)を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いが持たれています。 この事件は8月18日午後1時ごろ、大仙市協和峰吉川の住宅で藤義さんが血を流して倒れているのが見つかったもので、その場で死亡が確認されました。 警察は当初、クマに襲われた可能性もあるとみていましたが、司法解剖の結果、死因は刃物で複数回刺されたことによる出血性ショックだと判明し、殺人事件と断定して捜査を進めていました。 捜査関係者によりますと、藤義さんは妻(80)と進藤容疑者と3人で暮していて、妻は買い物に出かけていたといいます。 進藤容疑者は家の中にいましたが「父の声は聞いていない」と話していたということです。警察が任意で話を聞いていたところ、容疑が固まったとして19日午後10時55分、進藤容疑者を逮捕しました。

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