弘前市でここ数日相次いだ不審物騒ぎ。そのうちの1つを置いたとして、業務妨害の疑いで市内に住む75歳の男が逮捕・送検されました。 こちらは事件当日、13日の現場近くの防犯カメラの映像です。男は自転車を停止させると、カゴから何かを取り出し、地面に投げ捨てます。その後すぐに再び自転車に乗り、その場を離れました。 【赤平春菜記者】 「宮川容疑者の身柄がこれから地方検察庁へと送られます」 業務妨害の疑いで逮捕・送検されたのは、自称 弘前市富田の無職宮川恒孝容疑者75歳。 宮川容疑者は13日、弘前市楮町の路上に黒いビニール袋で包まれた段ボール箱を置き、爆発物などの不審物と認識させ、午後1時ごろから5時ごろまでの間、警察の業務を妨害した疑いが持たれています。防犯カメラの映像などから宮川容疑者の関与が浮上。 箱の中身は、一般的な廃棄物だったということです。 宮川容疑者は不審物を置いたことは認めているものの、「業務を妨害するつもりはなかった」と、容疑を一部否認しています。 市内では不審物が6件相次いで確認されていて、警察がほかとの関連も含め動機などを詳しく調べています。