大阪・ミナミの風俗店経営者の男が、性的サービスを提供する意思がないのに、客から金をだまし取った疑いで逮捕されました。 同様の被害相談が20件以上確認されていて、警察が詳しく調べています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の派遣型風俗店、「禁断の素人 日本橋店」の経営者・門祥平容疑者（36）です。 門容疑者は今月5日未明、性的サービスを提供する意思がないのに、60代の利用客の男性からサービスの料金として現金5万円をだまし取った疑いがもたれています。 警察によると、男性はホテルにチェックインし、90分1万3000円のサービスを申し込みましたが、門容疑者から呼び出され「あなたが指名した女性は禁断コースになるので追加で金を払ってください」などと請求されたほか、女性が派遣されることはなかったということです。 警察は門容疑者の認否を明らかにしていません。 3年前から同様の被害相談が20件以上相次いでいて、警察は余罪があるとみて捜査しています。