約50分間にわたって、帰宅途中の女性のあとをつけ、背後から抱きついて転倒させ、ケガをさせたなどとして23歳の男が逮捕・送検されました。 不同意わいせつ傷害の疑いで逮捕された大阪府泉南市の理学療法士・栗本晃来容疑者(23)は、22日午前、検察庁に身柄が送られました。両手で顔を覆い、その表情をうかがうことはできませんでした。 警察によりますと、栗本容疑者は今年7月、大阪府内の歩道で30代の女性に背後から抱きついて転倒させ、うなじのにおいを嗅ぐなどのわいせつな行為を行ったうえ、右ひじを打撲させるなどの軽傷を負わせた疑いがもたれています。 防犯カメラなどの捜査では、栗本容疑者は、抱きつく前に約50分間、直線距離にして4キロにわたって女性の後ろをつけていたということです。 取り調べに対し栗本容疑者は「1人で歩いている女性の後ろから近づき、勢いよく抱きついて転倒させ、女性のうなじの匂いを嗅いだことに間違いありません」「自分の性欲を満たすためです」と容疑を認めているということです。