神戸・女性刺殺事件 逮捕の35歳会社員男「ナイフで腹部を1回か2回くらい刺した」と供述 兵庫県警捜査本部会見

神戸市中央区のマンションで20日夜、女性がナイフで刺され死亡した事件で、兵庫県警葺合署捜査本部は22日、殺人の疑いで、東京都新宿区高田馬場3の会社員谷本将志容疑者(35)を逮捕した。23日未明に大上健二捜査1課長らが会見し、発表した。主なやりとりは次の通り。 -女性との面識は。 「今後の捜査で明らかにする。現時点では把握できていない」 -認否は。 「『殺意を持っていたかは分かりませんが、ナイフで腹部の辺りを1回か2回くらい刺したことに間違いありません』と一部否認している」 -女性について供述しているか。 「現時点ではまだ」 -事件の前、谷本容疑者は女性をどれくらい追跡していたか。 「詳細は差し控える。直前ではない所から追跡している。追跡中に女性と会話などやりとりする様子は確認されていない。マンションエントランスの防犯カメラ映像では、女性は追跡に気付いていないように見えた」 -容疑者を特定した経緯は。 「防犯カメラ映像の捜査と各種照会から。容疑者が浮上したのは21日。22日午後に逮捕状を取得した」 -容疑者の20日夜の足取りは。 「今後の捜査で明らかにしていく。午後8時台に新神戸駅で新幹線に乗ったところを防犯カメラで確認。東京駅で降りている。また、JRを利用して22日に奥多摩駅で降車していることも確認した」 -確保時の容疑者の様子は。 「警視庁の捜査員が1人で歩く容疑者を見つけ、しばらく追跡し、逮捕した。若干暴れはあった」 -奥多摩にいた理由は。 「まだ情報は入っていない」 -単独犯か。 「現時点では単独犯とみている」 -凶器やその入手経路は。 「22日に見つかった血のついたナイフを凶器とみて調べている。入手時期や経路については今後明らかにする」

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