福岡市のコンサルタント会社の元社員が、企業への分配金8300万円あまりをだまし取ったとして、逮捕されました。 会社では他にも数千万円の被害が確認されていて、警察が余罪についても詳しく調べています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区の会社員立花理人容疑者(40)です。 立花容疑者はおととし5月、福岡市中央区のコンサルタント会社で出納担当を務めていた際、企業への分配金8300万円あまりを自身の口座に振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。 おととし8月に経理の責任者から警察に被害の届け出があり、振り込み履歴などから立花容疑者の関与が浮上しました。 取り調べに対し「架空か不正な振込依頼書を提示するなどして、自分名義の口座に現金を振り込んだ」などと容疑を認めているということです。 会社では他にも数千万円の被害が確認されていて、警察が余罪についても詳しく調べています。