男児のズボンずらして尻を撮影 横浜市、児童相談所職員の処分検討

横浜市は28日、こども青少年局の会計年度任用職員の20代の男性が、児童相談所一時保護所で保護中だった男児の尻を盗撮するなどしたと発表した。今後、懲戒処分を検討する。 同局によると、職員は今年6月、一時保護所で夜間巡回の際、10代の男児のズボンなどをずらし、私用のスマートホンで尻を撮影するなどしたという。 男児が別の職員に「撮影されて怖い思いをした。部屋を替えてほしい」と訴えたことから発覚。市の聞き取りに、職員は事実関係を認め「(被害児童と)距離感が近くなって、気持ちを抑えきれずにやってしまった」と話している。 職員は昨年1月からこの児童相談所に勤務。昨年秋にも2度、夜間巡回中に別の子供の顔写真を撮影したことを認めているという。 横浜市では6月以降、小学校教員が女児の下着を盗撮しSNSのグループチャット内に共有したとして逮捕、起訴される事件や中学校長が電車内で女性のスカート内を盗撮したとして書類送検される事件が相次いでいる。 同局の福嶋誠也局長は「二度とこのようなことが起こらないよう、再発防止に向けた取り組みを進める」とのコメントを出した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする