ワシントン州で消防士2人が逮捕、移民収容施設の記録に見つからず 民主党議員「何を隠しているのか」

米ワシントン州で森林火災の消火活動に当たっていた消防士2人が、国境警備隊に拘束され移民・税関捜査局(ICE)の収容施設に送られた。エミリー・ランドール下院議員(民主党)が8月30日に明らかにした。同議員が収容者検索システムで2人を探したが、どの収容所にも見つからなかった上、面会を拒否されたという。同議員は移民当局がなぜ「拘束した人物を隠そうとするのか。収容施設への立ち入りを拒むのか。何を隠そうとしているのか」と訴えた。 国土安全保障省の報道官は、身元確認の際に拘束された者は火災消火活動に直接従事してはいなかったと述べた。 ICEは声明で、土地管理局から要請を受け、消防会社の作業員44人の身元確認を行ったと説明。そのうち2人が不法滞在と判明し逮捕され、他の42人は連邦所有地から退去させられたと述べた。 (ナレーションなし)

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