特殊詐欺などの犯罪に加担させる「闇バイト」問題が、深刻化している。警察庁によると、2024年の特殊詐欺の被害総額718.8億円。過去最悪の2014年の被害額565.5億円を大きく上回った。警察が特殊詐欺の受け子などで検挙した被疑者のうち、闇バイトからの応募が約4割を占めているという。また検挙された者の世代別では、10代から30代までが全体の約8割を占め、20代が41.4%と最多。また昨年比では20代・30代の検挙者の割合が減少した一方で、10代では15.8%から約2割を占めるまでに増加している。